開催要項
障害のある人の地域生活の質の向上と障害者支援施設や精神科病院からの地域移行の促進のためには、地域の相談支援体制を整備・充実させていくことは重要な取り組みです。そして基幹相談支援センター及びその機能は地域の相談支援体制の要となるものです。
令和4年に改正され令和6年4月に施行された障害者総合支援法では、基幹相談支援センターの役割として「地域の相談支援事業者に対する助言等の支援者支援」及び「(自立支援)協議会への関与を通じた『地域づくり』の業務」が、主要な「中核的な役割」と位置付けられました。また、協議会についても個の課題から地域課題を見出して共有・協議することの重要性が再確認され、協議会関係者に対する守秘義務規定も設けられました。こうしたことから基幹相談支援センターが主軸となり協議会を通じた地域づくりを進めていくことが大いに期待されます。
そこで、本研修は基幹相談支援センターが協議会の事務局機能を担うことを想定し、改めて協議会とは何のために何を行うのかを確認するとともに、その活用と円滑な運営における事務局の役割について学ぶことを目的に開催します。
日程と内容
令和6年11月22日(金) 10:45〜16:30
時間 | 内容 |
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10:45 | 研修開始 挨拶 冨岡貴生 NSK代表理事 オリエンテーション 大平眞太郎 NSK副代表理事 |
11:00 | 講義 「協議会運営と事務局の役割」(60分) テーマ 令和6年3月発出の「(自立支援)協議会設置・運営ガイドライン」を踏まえて、改めて協議会の機能を認識し、事務局が担う役割の重要性について確認するための講義。 講師 濵口 直哉 地域支援センターあいあむ 東播磨圏域コーディネーター NSK理事 |
12:00 | 休憩(60分) |
13:00 | 1.実践報告「効果的な協議会運営と事務局の役割」(各20分) テーマ 協議会における個別の支援から見える課題の共有と解決のための協議等を効果的に行うために実施している仕組みづくりや運営の工夫、上記を展開していく上で事務局の役割として意識し行動していることについて報告。 報告① 若狭町・美浜町地域障害児(者)自立支援協議会 村上美恵子 相談支援センター 若狭ねっと 報告② 宮崎市自立支援協議会 山口麻衣子 地域生活支援センターすみよし 管理者 報告③ 倉敷地域自立支援協議会 永田 拓 倉敷地域基幹相談支援センター 施設長・主任相談支援専門員 進行:大平眞太郎 滋賀健障害者自立支援協議会 事務局長 NSK副代表理事 2.各報告への質疑(50分)(質問検討10分+回答40分) |
14:50 | 休憩(10分) |
15:00 | 演習「協議会運営の工夫と事務局の役割についての意見交換」 ① グループワーク(50分) ② ワーク内容の共有(15分) ③ まとめ(10分) ・講義演習を受けて、協議会運営の工夫と事務局の役割についての意見交換 ・複数受講者が集合により受講している場合は、4から6人程度でグループに分かれて実施 ・単独でオンライン参加をしている受講者は、同様の受講者により4名程度グループに分かれて意見交換(ブレイクアウトルームを使用) ・意見交換後に全体共有 進行:川村 圭 高松市障がい者基幹相談支援センター中核拠点 センター長 NSK理事 川島 成太 名西郡障がい者基幹相談支援センター 管理者 NSK理事 |
16:15 | 閉会 |
参加対象
① 基幹相談支援センターにおいて協議会事務局業務などを担当している(主任)相談支援専門員
② 指定特定相談支援事業所等(障害者相談支援事業受託事業所を含む)に所属し、協議会の運営等を担っている(主任)相談支援専門員
③ 協議会を担当している市町村職員
④ 各種障害福祉サービス事業所に所属し、協議会の運営等を担っているサービス管理責任者等
募集期間
2024年10月1日(火) ~ 11月12日(火)
※定員に達し次第申込終了とさせていただきます。お早めにお申し込みください。
参加定員
300アカウント
- 入金確認のメール(自動返信)がお手元のメールアドレスに届いた時点で受け付け完了となります。研修参加者と支払い等の担当者やメールの宛先が違っている場合は確認等お願いします。
- 一つの会場等で大きな画面等を用い複数名で参加される場合は、1アカウントのみの申し込みで参加することができます。ただし、参加人数の把握のため、フォームのその他の欄に参加人数を入力お願いします。
参加費
NSK会員( 個人または集合開催) | 非会員/一般 |
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5,000円/アカウント数 | 10,000円/アカウント数 ※お申し込みの代表者がNSKの会員の場合は、すべて会員料金(5,000円)となりますので、申し込み時はご確認ください。 |
参加費は、参加人数ではなく、アカウント(当日接続するアカウント分)分です。複数会場から参加する場合に必要なアカウント数(例 A会場 PC1台、B会場2部屋でPC2台 合計3アカウント)でお申し込みください。
開催方式
各地での集合もしくは個人をオンラインで繋いでの講義及び演習
申し込み方法
下記のフォームからお申し込みください。